ｅｎｇａｇｅ−あの日の約束

よし、学校に行こう！





準備を済ませ、おにぎりも作って家を出た。



いつもよりちょっと早いけど。


たまにはいいよね。





今日はなんかうきうき気分♪


先輩に会えるからかな？




楽しみだ。





学校に着き、教室に入った。



お〜、いつもより人少ない。




「乙葉！？どうしたの？」

「お弁当作るのに、早く起きちゃって、でも意外と早く作り終わったから学校来た。明美はいつも早いんだね」


「うん、いつもこの時間は来てるよ。乙葉、お弁当自分で作ってたっけ？」


「あ〜違うよ。自分にじゃない」


「じゃあ、誰によ？」


「……先輩の」



わたしは恥ずかしくて、ボソッと小さな声で言った。



「え！？先輩ってあの先輩でしょ！？なんでよ！？いつの間にそんな関係になったの！？」









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