engage−あの日の約束
話しながら歩いていたら、すでに水族館の目の前まで来ていた。
水族館、何年ぶりだろ。
早く入りたい!
休みだけど今日はそれほど多くない。
もっと多いかと思った。
人が多いの苦手だからよかった。
前に進むと、だんだん暗くなり水槽の青い光が見えてきた。
うわぁ。
「キレイ」
水槽の前に来るとわたしはつぶやいた。
先輩は何も言わないけど、水槽を見ていた。
水槽の青い光で先輩が照らされている。
先輩もキレイ。
いつも大人っぽいけど、さらに大人っぽくなっている。
やばい!
ドキドキする。
先輩見るの止めよう。
こっちが恥ずかしくなる。
気を取り直して、ゆっくり奥に進んで行った。
先輩はわたしの歩くスピードに合わせてくれる。
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