engage−あの日の約束



しゃべる回数は少ないけど、楽しい。




先輩とデートしてるなんて夢みたい。





最近いいことばっかりだから、悪いこと起きそう。





水族館の中を歩いていると、お土産屋さんがあった。



わたしはそこでお母さんとお父さんにペンギンのストラップを買った。




「どうしたの?」



会計を済ませ、わたしがまだお店の中でいるかのぬいぐるみを見ていたら先輩が来た。




「なんでもないです。先輩は何も買わないんですか?」


「俺はいい」




先輩はそう言い残してお店から出て行った。





あ〜。
待って〜。



わたしも名残惜しくお店を出て、先輩に着いていった。








.
< 70 / 137 >

この作品をシェア

pagetop