engage−あの日の約束
先輩と目が合い、先輩達はこっちに歩いてくる。
明美もそれに気付き、ニヤニヤしていたのがさらにニヤニヤ。
もう気持ち悪いよ。
「おはよー♪乙葉ちゃん、明美ちゃん」
明美を見ているうちに、先輩達はもう目の前に来ていた。
「おはようございま〜す♪アッキー先輩は朝から元気ですね」
あなたも人のこと言えないよ。明美さん...
「おはよう、乙葉」
「せ、先輩、おはようございます」
ダメだ。恥ずかしすぎる。目が合わせられない。
「あれー、乙葉ちゃんどうしたの?顔赤いよ。大丈夫?」
アッキー先輩はそう言って顔を近づけてきた。
「だ、大丈夫です!!」
顔近づけないでぇー!
後ろにさがってもまた近づいてくるし...
悪気はないってわかってるけど、やめて下さーい!
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