engage−あの日の約束



先輩と目が合い、先輩達はこっちに歩いてくる。



明美もそれに気付き、ニヤニヤしていたのがさらにニヤニヤ。

もう気持ち悪いよ。





「おはよー♪乙葉ちゃん、明美ちゃん」


明美を見ているうちに、先輩達はもう目の前に来ていた。




「おはようございま〜す♪アッキー先輩は朝から元気ですね」


あなたも人のこと言えないよ。明美さん...




「おはよう、乙葉」

「せ、先輩、おはようございます」


ダメだ。恥ずかしすぎる。目が合わせられない。




「あれー、乙葉ちゃんどうしたの?顔赤いよ。大丈夫?」



アッキー先輩はそう言って顔を近づけてきた。




「だ、大丈夫です!!」

顔近づけないでぇー!


後ろにさがってもまた近づいてくるし...



悪気はないってわかってるけど、やめて下さーい!








< 92 / 137 >

この作品をシェア

pagetop