engage−あの日の約束



バシッ


「いて!!なにすんだよ。海斗ー」



どうやら海先輩がアッキー先輩の頭を叩いたみたい。
そんなに痛かったのかな?涙目になってる。




「やめろよ。乙葉が困ってるだろ」



その様子を明美が楽しそうに見ている。




「ヤキモチかよ」


そう言ったアッキー先輩にもう一発海先輩の攻撃。



「あっ、図星?」


とアッキー先輩はニヤニヤ。
明美といい、アッキー先輩といい、ここはニヤニヤ族ばっかりだ。




「もういいから、さっさと行くぞ」


「はいはい。乙葉ちゃーん、今日も一緒に昼ご飯食べようね♪」



2人はどこかに歩いて行った。







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