合縁奇縁~それでも愛は勝つ

坂本さんは、あたしに今まで遡れるだけの収入明細を会社から入手するようにと指示を出した。


きちんとした形で、あたしの生活の独立性が証明できれば親権を奪われることは絶対にないと断言もしてくれた。


雄太をあたしが育てることが、太一の意思であり希望であったと。


将来、雄太が祖父母に、また他の肉親に会いたいと思った時、それは雄太が決めることで雄太の権利であると。


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