その道のむこうに



ドキドキ




心臓は激しく音を立てた。
ああ、神様。
私たちは巡り会うべきだったんですね。




「ん?具合まだ悪い?それとも惚れたかな?」



「ち、違います!!!!」



彼は優しそうに言ったかと思えば、意地悪にもなる。
恥ずかしくて顔が赤い。




「にしてもよかった」



彼はそっと近寄ってきて、ベットに腰掛けながら言う。



「え?」








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