雨の雫




ガチャっ。


バタンッ。



蝋燭を塗ったお陰で滑りが
よくなって【ギィ】と
言う音もしない。。

『綺麗……―。。』

部屋もそうだけど、

窓から差し込んでくる光が。。


『月……―?』


月ってこんなに輝いてて
綺麗だったっけ……―?


朝にならなくても
こんなに綺麗な光があったんだ。

───こんな光が闇夜にも
あったんだ……―。。


私、見落としてたのかも……―。



こんなに綺麗なモノが
私にも見えたんだ──。。




……―。。

< 38 / 193 >

この作品をシェア

pagetop