雨の雫
ガチャっ。
バタンッ。
蝋燭を塗ったお陰で滑りが
よくなって【ギィ】と
言う音もしない。。
『綺麗……―。。』
部屋もそうだけど、
窓から差し込んでくる光が。。
『月……―?』
月ってこんなに輝いてて
綺麗だったっけ……―?
朝にならなくても
こんなに綺麗な光があったんだ。
───こんな光が闇夜にも
あったんだ……―。。
私、見落としてたのかも……―。
こんなに綺麗なモノが
私にも見えたんだ──。。
……―。。