雨の雫



シャワーをかぶったあと
タオルにくるんだ。




『目、腫れてないかな…―?』


鏡でみたカンジ
目は腫れていない。

『これできっと大丈夫。。
 バレない、バレない。。』



今度はタオルじゃなくて
パジャマに身を包んだ。。



『しぃちゃん、お風呂、
 入りました。。』

『あ、そう。』

『しぃちゃん達はお風呂
 入らないの??』


これで入らないって言葉
かえってきたらちょっと………―
ね。。。。

『じゃあ、俺、入ってくるわ。』

淳さんか。
なんかきれい好きそうだもんね。

『お風呂、水はったので
 ゆっくりしてください。。』

『遠慮なく♪』



で、なんで
しぃちゃんと流季くんは
黙ってるの……―??


私、掃除して疲れちゃったから
寝てもいいのかな……―??




『しぃちゃん、私、ドコで
 寝ればいいの??』

『ソコのベット。』


『ありがとう………―』


私のベットなんかよりとっても
いいふわふわ柔らかな
ベット。。。


だけど
なんか悪いなぁ…………――。。




て言うか皆、、お酒、
飲んでるんだ。。



なんか無造作に缶が捨ててあって
ヤケ酒でもしてたのかな……―



私がきてしまったから………―





私、なんで悪い方向にしか
考えれないんだろ。



そんな自分を恨んだ。

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