雨の雫


『それと家を紹介してくれたら
 いいんですけど。』


───俺が紹介できる家は
一個しかない。。


『戻ろう。修の所へ。。』

『え――。。』



『いいから。』

女の子の小さな力で抵抗する

──俺はそれを無視して。。


『行くよ。』

みぃなをお姫様だっこした。


『淳さ……―。』

『俺じゃ駄目?』


その後、返事が返ってこないから
俺はみぃなをお姫様だっこして

家に戻った。。


少しだけ離れた家に。







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