君のトナリ♬
キーンコーンカーンコーン♬

 チャイムがなって、先生がはいってきた。

 「知ってる人もいると思いますが、このクラスに転校生がきます。
  
  高野くん、入ってください。」

 「はい」

 この時からかもしれない。私が、恋に落ちていたのは。

 一瞬にして、目を奪われた。キレイな顔で、男子の理想の顔ってかんじで。

 いかにもモテそうな顔・・・。

 ・・・!いけないいけない。あたしは、男に寄り付かない!!

 声をかけられても、無視っ!!

 私が、どうして男嫌いなのかは後からわかる話しで・・・。

 それより、この状況やばくないっ!?

 空いてる席ここだけだし、絶対にココの席だろっ!?

 「はじめまして。高野 明です。」

 名前は高野明か・・・。ふぅ~ん。って、どうしようっ!!

 なんかやばい。心臓ドキドキいってるし。

 「それじゃあ、高野くんは山口さんの横の席でお願いします。」

 「はい。」

 何か、予想的中なんだけど。

 高野とかゆーのが、こっちに向かってくる。

 どーしよ~っ!!!
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