サッカー部のマネージャー?!  1
「…うん…。」





そして10分後。

顧問の島宮先生があたしを連れ出し自己紹介させられた。

「マネージャーになりました朝丘 秋羽です。」

怖そうな顧問、島宮先生はありえない事を言い出した。

「おい。朝丘。お前知らないだろうけどココは寮だから。」

「…え?りょッ、寮生活ですか?」

「そうだぞ。お前は藤川と同じ部屋だから案内してもらえ」

しかも女子の優子じゃなくて…男子…。

「ミーティング終了。」

キャプテンの山田が立った。

「きょうつけ。ありがとうございました」

ミーティングが終わると藤川君が来た。

「秋羽先輩。部屋案内します」

「あッ…はい」

寮につくまでは無言…。

なんか年下とはやりずらい気がするけど頑張る!!

「ココです。203号室、覚えてくださいね?」

「あっ…はい」

部屋に入ると荷物が置いてあった。

手紙?

読んでみるとお母さんからだ。



”秋羽へ”

お母さん寮生なの知ってたので荷物送ります。

頑張って。




「…お母さんったら…。」

「秋羽先輩…俺上のベッドなんですけど下でいいですか?」

「あッ、どちらでも…」

あたしは空いている下のベッドに荷物を置いた。

「何でさっきから敬語なんですか?」

「すいません、慣れてないので…」

あたしは最近人付き合いしてないから優子以外には

人見知りが酷い



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