*甘いキスを君に*


結局、行き先はUSJに決まった。

「ったく…お前は優柔不断過ぎるんだよ」

「仕方ないじゃん!!迷うことは良いことだよ?」

「しらね。」

「ぅ〜……」

隣で頬を膨らませながら俺を見る歩奈がとてつもなく可愛い。

「その顔止めろ」

「え…どうして?ねぇ蒼堵っ」

「うるせぇよ鈍感女……」

そんなことをしているうちにUSJの最寄り駅に到着した。



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