*甘いキスを君に*



でも、片瀬は……


「やぁ〜んっ!!蒼堵が喋ってくれたぁ」


そこ、喜ぶところか?


俺は呆れながら片瀬を睨み付けた。


「蒼堵ぉ、そんなに見つめられると恥ずかしいよぉ……」


「見つめてねぇし」


まつ毛をバッサバッサさせながら、俺を上目遣いで見てくる片瀬。


「はぁ…もういい。俺、座る」


「え?じゃあ、隣どぉぞ★
ほら、品川退け。」



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