幼なじみは★生徒会長





「2時15分まで休憩。






…一緒、まわろ」





莉子の顔が、だんだん明るくなった。




「うん!」




ヤバい。莉子に、触れたい。





気づけば、莉子の右手を、





俺の左手が握っていた。





「あ、…嫌?」





おそるおそる聞くと、莉子は、





大きな瞳をしっかり俺に向けて




ふるふると首をふって、





「嬉しい!」




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