Shall we ...?



今日は終わりにしようか、っていうケバ子ちゃんの声に顔をあげて思わず大きい声を出してしまった。




「まだ踊りたいっ!!」




ケバ子ちゃんは目を見開いてビックリしていたけど、ケバ子ちゃん達の中でもリーダー格のリーダーケバ子ちゃんが、私の意見を冷静に却下した。




「集中できないのにやっても仕方ない。」



正しい言葉ではあるけど、悔しくて涙が出そうになった。




「ちょっと話そう。」



そう言ってリーダーケバ子ちゃんは荷物を置いている横にドサッと座った。





「で?スランプの理由は?」



「理由・・・って言われても、分からない。」




ケバ子ちゃん達は、また顔を見合わせて薄っすら笑った。
こいつバカだな、とか思われてんのか・・・




「あんた、やっぱ大地君と一緒のクラスなんじゃん?」



スランプの理由とはかけ離れた発言に、おもいっきり動揺した。
嘘ついたことに怒鳴られんのか、とか・・・・
このチームから外されるんじゃないか、とか・・・




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