あなたの隣は 私の居場所



「ううん。全然っ! 明里のせいなんかじゃないよ」



私がもうちょっと、しっかりしないといけないだけだから。



『んー…、なら良いんだけど。今日は、一緒に帰ろ〜ね』


そう言って、自分の席に戻って行った。



今日は、明里と一緒に帰れることに

少しホッとした。




私も自分の席に着いて


前の席の春子とお喋りしながら

授業が始まるのを待った。





< 157 / 360 >

この作品をシェア

pagetop