あなたの隣は 私の居場所



「ごめんなさい…!!私、先輩のこと、よく知らないので、付き合うことは出来ません!」



意を決して断ったんだけど…、



しばらくの無言のあと、突然『ハハハ…』と、先輩が大声で笑い出した。




静かな理科室に

先輩の笑い声だけが響き渡って…



思わず背筋がゾクッとした。




私、何かおかしいこと言ったかな?



よく分からないけど、


なんとなく…身の危険を感じた。




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