あなたの隣は 私の居場所



バカな私は、純粋に期待しちゃったけど



『お前、よくいろんなことに巻き込まれるし…』




なんだ、そういうことかぁ…。



まぁ、普通はそうだよね。




いつも、そのたびに

助けてもらっちゃってるし。




ただ、危なっかしいから


心配されてるだけなんだよね…。




そう思うと、少し胸が痛んだ。





…でも、



『ま、それだけじゃねぇけどな』



「…えっ?」


予想外の言葉に

さっきまで俯いていた顔を思わず上げた。





< 280 / 360 >

この作品をシェア

pagetop