あなたの隣は 私の居場所
振り返った先には…
「えぇっ!!」
不機嫌そうな五十嵐くんと、笑顔の雅人くんが立っていた。
「ど、どうして…!?」
なんで、2人が居るの〜??
『ほんと、バカだな。お前ら2人だけだったら、危ねぇだろーが』
「…えっ??」
危ないって、どういうこと?
訳が分からず、首をかしげていると
『心配してたんだよ〜? 行くんだったら、俺らも誘ってよな〜』
と、雅人くんが代わりに答えた。
「で、でも…」
どうしたらいいのか困っていたら
『ま、せっかくだから4人で一緒に行こ〜ぜ』
と、雅人くんが提案をしてくれた。