いつか、桜の下で…






「平助君…っ!」





俺が会浅藩を食い止めている間。




平助と総司が戦線離脱をしていた。




なんでも、平助は額に大きな傷を負い、血で視界が見えていなく、


総司は、労咳という死病に侵されていたからだ。





近藤さんが言うに、香織は平助から全く離れないで、頓所まで来たという。






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