狼たちとのLove♡Life

「んじゃ、そろそろ出るか。」


慎司は私の涙が収まった頃にそう切り出してくれた。


「うん!ありがとう!」


私は自分の精一杯の笑顔で言う。


「…やっぱり美里は笑ってる方が可愛いよ。」


「え///」


慎司の思わぬ一言に顔が赤くなる。


「も、もう冗談止めてよね!ほら、行こっ!!」


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