クローバー。
「そうなんですか!?」
「そうですよ」
「それはまた大変で……普段は何をされてたんですか?」
「カフェで働いています。カフェとはいってもほとんど小さな料理店みたいなものですけど。アタシの考えたメニューもあるんですよ。」
「すごい!どこですか?それ」
「○○市××町にある『Choco』って名前のカフェです。……って、あっ!もうこんな時間!いけない!!遅刻しちゃう」
仕事のことをすっかり忘れていた。
「あっいってらっしゃい!」
保母さんはあわててアタシを見送った。