クローバー。
じいちゃんからの遺言
「瞳子~朝だよ朝!遅刻だよ~」
アタシはカーテンを開け朝日を浴びた。
「んー眠いよぉ……」
「アタシだって仕事あるんだからさぁー。瞳子が遅刻したらアタシ仕事クビになっちゃうよ」
「起きる!」
一見普通のシングルマザーと子供の朝のやり取り。
アタシの人生は瞳子と瞳子の叔母にひっくり返されてしまった。
朝ごはんを食べ、はあはあ言いながら保育園に着いた。
「おはようございまーす」
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じいちゃんからの遺言