赤と青。
「アカヤは大学に行っても、サッカー続けるの?」
アカヤがボールを足で止めた。
「するよ・・・何歳になってもサッカーは続けたいと思ってる」
ボールを蹴って上に上げる。
そのボールをアカヤは見つめる。
その時のアカヤの表情はとても綺麗だった。
凛とした表情で
ボールを見つめ
少し微笑んでいる
そんなアカヤを見て涙が出そうになった。
アカヤ・・・・あなたを好きになったことはきっと
あたしの唯一の誇りだよ。