君と僕
「なに?俺忙しいよ?(笑)」

「あのさぁ、チエには

彼氏がいるの。

チエはその彼氏が

大好きで、彼氏も…

リクも、チエが大好きなの。

だから2人の邪魔

しないであげて?

それに…あんたのせいで

女子に嫌がらせされる

チエの気にもなってみてよ。」

「俺のせいで…?」

「チエの朝からの嫌がらせ。

あんたのこと好きな

女子の仕業でしょ。」

「そうなん…?」

「当たり前でしょ。

それくらい見てたら

さすがにわかるわよ。」

「そっかぁ…

なんか、俺の入る隙間

なさそうだな。

それより、俺のせいで

女いじめられるとか

ありえないから。

それは俺が責任とる。

もう、俺はあいつらに

手は出さない。

今は素直に見守るよ。」



そう言ってユウマは

教室に戻って行った。
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