もっと、ずっと。



「お粥、できたよ」

「おまえ・・・料理上手だな・・・」

「お母さんがときどき遅いから弟やお兄ちゃんに作ってあげてるの。自分で食べれる?」

「ん」


いっつもはしゃいでいる純也がこうやってお粥を食べている。なんか変な感じ・・・。



「おいしい・・・」


純也の笑顔をみれて私はホッとした。


「そういえば昨日、俺あのまま寝てた?」

「えっ?」

「なんか誰かにキスされた気がして・・・」


ドキッ


「はっ!?!なっなに言ってんの!!キスなんかするわけないでしょ!!」


私は動揺してつい早口にしゃべってしまう。
純也は?という顔でこっちをみている。
そっそんな目で見られても!!




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