もっと、ずっと。



「とっとにかく早く体治しなよっ!!あっあたし用事思い出したから!!じゃあね」

「おっおい茜!!」


私はその場にいられなくなって家を出た。
私の顔・・・まだ赤いかな・・・。
ふ~、純也ったら・・・勘よすぎなんだから・・・。



~帰宅~


「あっ、おかえり姉ちゃん・・・」


タッタッタ


私は弟の言葉を無視し、2階へといった。
ドアを閉めるとベットにうつ伏せになっあて足をバタバタとした。


「もう、どうしよう~~」


こんこんっ


「姉ちゃん、今日お母さん帰ってこないから、ご飯作ってよ」

「・・・」

「姉ちゃん、聞いてるの~?」

「聞こえてるよ~~」


告白はできなかったけど、純也に手料理を食べさせてあげた。
これも大きな第一歩だよね?
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