もっと、ずっと。
「そっか・・・」
「なんだよ。そんな落ち込むなよ。俺、茜といられるだけで幸せだから」
「・・・純也」
私と純也の顔を近くなる・・・。
やばっ。
「キス・・・していいか?」
「・・・うん」
チュッ
久しぶりのキス。
キスなんてつき合ってた時は
普通だったのに・・・。
こんなにドキドキするなんて・・・。
「茜、俺。もう時間はないんだ。これまでやってきたこともできなくなる。もしかしたら、茜に大変な思いさせることするかもしれねぇ・・・。それでも、一緒にいてくれるか?」
「・・・もちろん」
私は笑顔でそう言った。
「言ったでしょ?一人にしない。ずっと・・・。そばにいるって」
「・・・ありがとな・・・」
「感謝されることなんてしてないんだから。そういえばあたし!!ケーキ作ってきたんだ♪食べる??」
「まじか!?」
私は手作りのケーキを手渡した。
食べた瞬間、純也は「おいしい」と言ってくれた。
嬉しい・・・。
嬉しいよ、純也!!!