もっと、ずっと。
調理をして30分でカルボナーラが完成した。
うん、いつもよりうまくできてる♪
純也、食べてくれるかな~・・・。
「はい、できたよ。特製カルボナーラ」
「お~うまそう~」
「ほら、食べて。毒は入ってないけど、愛は入れておいたから」
って何変なこと言ってんだあたし。
そう言うと純也はカルボナーラを口に運ぶ。
食べた瞬間、私は心臓が止まりそうになった。
「どう?おいしい?」
私が問いかけても純也はそのまま食べ進める。
無言で食べるなんてまずいのかな~??
「ねぇ、聞いてるじゃん。おいしいの?まずいの?」
「おいしいに決まってんじゃん」
「ホントに??」
って言ってもまた食べだしたからもういいやっとあきらめた。
そして純也はきれいに食べ終えた。
顔は笑顔だった。
「あ~、うまかった」
「ありがとっ」
私は片付けを始めた。
おいしいって言ってもらえたことが嬉しくて、洗っているだけなのに鼻歌をし始める私。
洗い物も終わり、純也の方を見ると