もっと、ずっと。



翌日____



「おはよう、茜。昨日はどうだった?ちゃんと、おいしくできた?」

「うん・・・そのことには問題ないんだけど・・・」

「ん?何?」

「えっと・・・」



明日香が向けてくる視線にちょっと抵抗がありつつ私は言う決心をした。
すると、後ろで笑っている人が・・・?



「俺、すっぽかして寝ちゃったんだもんな?」

「くっ倉本くん!!」

「純也!!」

「茜、それ本当なの??」



マジさいやく~!!
明日香は鋭い視線でこっちを見る。
私は視線をはずし、苦笑いをした。



「ごめん、純也」

「別に気にしてないよ?俺」

「ホントに??」

「おう」



ってさわやかな笑顔で言ったからなぜだか落ち着いた。
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