ラブシチュエーションアイツが弟?
「そーだよ……。大倉もかわいそーに。あいつが目立たないんじゃなくて、みちるの目がおかしいから。

本来の武器が武器にならないって……。マジで中身で勝負だよね」

「私の目、おかしくないし!」

「さ、行こー。マルコでみちるの彼氏が待ってるよ」

「いや、彼氏じゃないし!」

「もうこの際、どっちでもいいよ~」



ルミに引っ張られるように、マルコに到着。

そしたら、もちろんとっくに、透は先に来ていた。



そりゃさ、顔は整ってるとは思うけど。私の中でのイケメンってちょっと違う。

でも、そんなのどーでもいいかも。

だって、好きなひとが一番カッコ良く見えれば、それでいーよ。



ってコトは、もしかして透を好きになったら……

カッコ良くも見えてくるのかな。



な~んて、私ったらなに考えてるんだか!

さ、勉強、勉強!

ヤマはってもらお~じゃん、透くん。











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