ラブシチュエーションアイツが弟？

そっ……そーだよね。

私だって、こんな適当な自分みたいなヤツ、イヤだもん。

言うコト、コロコロ変わるし、フザけてるし……。

透、きっと私に呆れてる。



ちょうど名前を呼ばれたみたいで、透は教室の前まで歩いていき

先生から答案用紙を受けとっていた。




私まだかな。

呼ばれるの怖～い……。

地獄へのカウントダウンだよ。

昼飯おごるって、外ランチとかナシだかんね？




透は無言で私の横を素通り。

うしろの席に戻り、そのまま静かにしていた。