ラブシチュエーションアイツが弟?
「みちる~っ。その指どうしたの?」
リビングに戻ると、ルミが目を丸くしてる。
みんながテレビに集中してる間に、コソッと耳打ち。
「……失敗した。包丁もうまく使えないよぉ」
「ま、そのうちウマくなるって。練習あるのみ! 今度ウチのお母さんに一緒に教えてもらお」
「ルミ~。ありがと……」
ウチのお母さんは、私が学校行ってる空いた時間に料理を作るんだ。
夜は友達や仕事関係の人と飲みに行くコト多いし、
ご飯作る時間に、私が家にいないってのもあるんだけどね。
それからみんなでフルーツを食べ、たくさんしゃべって、
どんどん時間は過ぎていく。
みんな……泊まって行けばいーのに。
ふたりっきりになったら
どうしたらいいかわかんないよ。
リビングに戻ると、ルミが目を丸くしてる。
みんながテレビに集中してる間に、コソッと耳打ち。
「……失敗した。包丁もうまく使えないよぉ」
「ま、そのうちウマくなるって。練習あるのみ! 今度ウチのお母さんに一緒に教えてもらお」
「ルミ~。ありがと……」
ウチのお母さんは、私が学校行ってる空いた時間に料理を作るんだ。
夜は友達や仕事関係の人と飲みに行くコト多いし、
ご飯作る時間に、私が家にいないってのもあるんだけどね。
それからみんなでフルーツを食べ、たくさんしゃべって、
どんどん時間は過ぎていく。
みんな……泊まって行けばいーのに。
ふたりっきりになったら
どうしたらいいかわかんないよ。