ラブシチュエーションアイツが弟?
本を棚に直し、本屋を出た。
あ~あ、ひとりってつまんないな。
なんで今までヘーキだったんだろ。
商店街をしばらく行くと、うしろからベルを鳴らされた。
――チリン!
あ、知り合いかな?
うしろを振り向くと、そこにいたのは。
「おまえなにやってんの?」
うわ、大和。
しかもデートって言ってたくせして、ひとりじゃん。
「なにって……商店街見学してただけ」
「ヒマ人か!」
悪いけど、ヒマ人だよ!
別にやるコトないし……。
フイッとそっぽ向いて歩こうとすると、大和が追いかけてきた。
「うしろ乗れって」
「は? デートなんでしょ?」
「デートは、お前とする」
……は?
あ~あ、ひとりってつまんないな。
なんで今までヘーキだったんだろ。
商店街をしばらく行くと、うしろからベルを鳴らされた。
――チリン!
あ、知り合いかな?
うしろを振り向くと、そこにいたのは。
「おまえなにやってんの?」
うわ、大和。
しかもデートって言ってたくせして、ひとりじゃん。
「なにって……商店街見学してただけ」
「ヒマ人か!」
悪いけど、ヒマ人だよ!
別にやるコトないし……。
フイッとそっぽ向いて歩こうとすると、大和が追いかけてきた。
「うしろ乗れって」
「は? デートなんでしょ?」
「デートは、お前とする」
……は?