ラブシチュエーションアイツが弟?
母さんは昼間パートに出ていて、夕方に戻ってくる。

それなのに明梨は母さんの手伝いなんて全くしない。

それでも、オレより1コ下だし……って大目に見ていた。



夜の皿洗いは、オレの日課。

新しいオヤジは苦手だったし、新しい家族3人で団らんを過ごせればいいと思ってそうしてた。

色々片付けしたあとに、部屋に戻ると必ずといっていいほどオレのベッドで寝ていた明梨。

小学生のときはかわいいなと思ってたけど、

さすがにお互い中学生になってもそれをされると……正直戸惑った。



明梨は背丈がオレと変わらないぐらいだったし、体つきも少しずつ女の子らしくなってきていた。

兄妹とはいえ、元々血なんて繋がってない。

無防備な寝顔や、少しはだけた胸元、パジャマから伸びる白い手足。

寝姿に……ドキリとしたコト、数度。



明梨は元々かわいいし、オレも年頃だし、そういう格好で目の前にいられると、

理性がグラグラ揺らいだ。












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