ラブシチュエーションアイツが弟?
「透さ……必要以上にひとに気にされるの苦手みたいで。
転校して来たときも、色んなヤツに話しかけられんのヤだったんだと。
で、補講んときにみちるに会って、『小堀みちるは、ホント他人に無関心過だから、逆におもしれーよ』って教えた。
そしたら、そのまんまアイツ、みちるのコト好きになってんだもん。ビビったって……」
「な……なに、それ」
「1年のときクラス違ったけどさ、オレ結構みちるのコト気に入ってたんだよな。
でも何回かしゃべりかけても全くオレに興味持たなかったじゃん」
「え……話しかけられたっけ? ほとんど覚えてないけど」
思わず顔を上げて、大和の顔を見つめてしまう。
抱きしめられた瞬間はドキドキしたよ?
……でもね、目が合っても、透のときみたくドキドキしない。
これって、私は大和を好きにならないっていう証拠だよね?
キョトンとして大和を見てると、大和にため息つかれた。
「……やーっぱな。今もそうだけど、眼中にない! って感じだな。ムカムカする」
そんなぁ。ムカつかれても困っちゃう。
だって、透にだけ反応するんだもん。
……私の心は。
転校して来たときも、色んなヤツに話しかけられんのヤだったんだと。
で、補講んときにみちるに会って、『小堀みちるは、ホント他人に無関心過だから、逆におもしれーよ』って教えた。
そしたら、そのまんまアイツ、みちるのコト好きになってんだもん。ビビったって……」
「な……なに、それ」
「1年のときクラス違ったけどさ、オレ結構みちるのコト気に入ってたんだよな。
でも何回かしゃべりかけても全くオレに興味持たなかったじゃん」
「え……話しかけられたっけ? ほとんど覚えてないけど」
思わず顔を上げて、大和の顔を見つめてしまう。
抱きしめられた瞬間はドキドキしたよ?
……でもね、目が合っても、透のときみたくドキドキしない。
これって、私は大和を好きにならないっていう証拠だよね?
キョトンとして大和を見てると、大和にため息つかれた。
「……やーっぱな。今もそうだけど、眼中にない! って感じだな。ムカムカする」
そんなぁ。ムカつかれても困っちゃう。
だって、透にだけ反応するんだもん。
……私の心は。