ラブシチュエーションアイツが弟?
みちるは
~みちるside~
「オレは……明梨を、もう少しで、殺す所だった」
私の前で、真っ青な顔をしている透。
最後の言葉を吐き捨てると、透は唇を噛み締め、辛そうな表情を見せる。
「……透、それ本当…?」
まさか嘘を言ってるわけはないのに、思わず聞かずにはいられなかった。
「あぁ…。もう…さ。あん時は、自分でもおかしかったんだと思う。
毎日学校で疲れてたのと…明梨の行動に耐えられなかったのとで。
今まで…大和以外には、話した事ないんだ」
「明梨ちゃんは…そのあとは?」
「オレがそんな事するなんて思いもしなかったみたいでさ、ショックで気絶した…みたい。
しばらくしてすぐ起き上がったけど、何が起きたのかわかってなかったからな」
そう…なんだ。
「オレは……明梨を、もう少しで、殺す所だった」
私の前で、真っ青な顔をしている透。
最後の言葉を吐き捨てると、透は唇を噛み締め、辛そうな表情を見せる。
「……透、それ本当…?」
まさか嘘を言ってるわけはないのに、思わず聞かずにはいられなかった。
「あぁ…。もう…さ。あん時は、自分でもおかしかったんだと思う。
毎日学校で疲れてたのと…明梨の行動に耐えられなかったのとで。
今まで…大和以外には、話した事ないんだ」
「明梨ちゃんは…そのあとは?」
「オレがそんな事するなんて思いもしなかったみたいでさ、ショックで気絶した…みたい。
しばらくしてすぐ起き上がったけど、何が起きたのかわかってなかったからな」
そう…なんだ。