ラブシチュエーションアイツが弟?
いつもの日常。


昨日あんなことを話してくれたんだという


そんなことを感じさせないほど、意外にも、透の表情は明るかった。


透のことだから、もっと暗い表情になってるかと思ったよ。


私はまだまだ、透のこと、知りたいって思う。


そして、私のこともわかってほしい。




「透~っ!おはよう」


「おはよ」


「今日晴れたねー。絶好のデート日和!!」


テンション高い私を見て、透は苦笑い。


「なんでそんなにテンション高いわけ?…あ、楽しみだった、とか」


遠慮ぎみに笑う透がなんだかおかしい。


「あったりまえ~!今日は楽しむよ!」


「まーな。じゃ、早く準備して…行くか」


「うんっ!」




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