ラブシチュエーションアイツが弟?
「でーっ。今の明梨先輩の彼氏が誰かっつーと……」
「え、まさか」
透と再び顔を見合わせる。
「最近まで顧問にベッタリだったんですけど、結局フられて~先輩にいきました!
次は、先輩との恋!!だそーです。後輩の波、きませんかね~。オレ、待ってますつっといて下さいねっ」
栗田くんはそう言うと、「時間なんで部活行って来ま~す」って言いながらヒャハハと照れ笑いして去って行った。
びっくりしたー。明梨ちゃんが先生と付き合ってたら、ひっくり返るから。
透、明梨ちゃんが怖いとか言いつつ、顧問の先生と付き合ってるって知ったら、止めに入りそうだもんね……。
「栗田くん、明梨ちゃんのこと好きそうだね」
「あぁ。それよりさ、なんか疲れた。驚きの連続で……」
「だねっ。明梨ちゃんのこと、色々わかったね。学校でうまくやってたみたいで、安心した」
「それもそーだけど。一番驚いたのは小堀、かな。昨日からわりと積極的だよな……。なんかいつの間にか手ぇつないできたり」
透は私と繋いでいる、左手をじっと見る。
ひゃっ!
慌てて繋いでる手を離した。
「え、まさか」
透と再び顔を見合わせる。
「最近まで顧問にベッタリだったんですけど、結局フられて~先輩にいきました!
次は、先輩との恋!!だそーです。後輩の波、きませんかね~。オレ、待ってますつっといて下さいねっ」
栗田くんはそう言うと、「時間なんで部活行って来ま~す」って言いながらヒャハハと照れ笑いして去って行った。
びっくりしたー。明梨ちゃんが先生と付き合ってたら、ひっくり返るから。
透、明梨ちゃんが怖いとか言いつつ、顧問の先生と付き合ってるって知ったら、止めに入りそうだもんね……。
「栗田くん、明梨ちゃんのこと好きそうだね」
「あぁ。それよりさ、なんか疲れた。驚きの連続で……」
「だねっ。明梨ちゃんのこと、色々わかったね。学校でうまくやってたみたいで、安心した」
「それもそーだけど。一番驚いたのは小堀、かな。昨日からわりと積極的だよな……。なんかいつの間にか手ぇつないできたり」
透は私と繋いでいる、左手をじっと見る。
ひゃっ!
慌てて繋いでる手を離した。