ラブシチュエーションアイツが弟?
「バッ……バカやろ。なにそんなデカイ声で叫んでんだよ。

ちょっと背中なでただけじゃん」


「嫌っ。だって……ブラに手が当たったもん」


「え、マジで?」


驚いてまた背中を触る透の手に、身体がビクンとはねる。


「ひゃあっ! ストップ、ストーーーーップ!!! くすぐったいから!」


「あ、今日も黒?」


「なっ……あれは、お母さんの……なのっ!私のはブルーの水玉!!」


「へぇ、水玉……」


しまった、思わず正直に言っちゃったよ。


透の顔が、一瞬ニヤけたような。……気のせいっ?


「ちょっと、それ見せてもらおーか」


「はいっ?」


「いや、黒かもしんないし」


「黒でもなんでもいいってば! い……イヤーっ!!」


透のキャラ変えで、


私……ヘン顔が、一気に増えそうです。








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