ラブシチュエーションアイツが弟?
作っていくよ



「お兄ちゃーんっ!!もう、走れな~い」


「着いてこれなきゃ、置いてく」


「えーっ!!」


明梨ちゃん、ホントに陸上部だった?


ってくらい、足が遅いし、持久力がない。


今、私たちは……


家に帰る終電に乗るべく、必死に駅まで走っている所だった。






透とヘン顔争い?をしたあと、透の家に行って、明梨ちゃんとご対面。


思った通り、すごく喜んでくれていて、結局私たちの家にまた来たいって言ってくれた。


明梨ちゃんのお父さんが、透のことをあまりよく思ってないみたいで……


急に泊まるのはやっぱり無理そうで。





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