ラブシチュエーションアイツが弟?
「オッケー。あとは? って、みちるしかいねーけど。あ、棄権か?」

「棄権もなにも、参加してないし! やらなーい」

プイと横向くと、大和がニヤニヤ笑ってる。

「自信ないんだなー。しょせんお前は口だけのオンナか。

ま、いいや。じゃあ参加者、8人……と」



ちょっと待って。

自信はないけど、今の言い方、気に障る~!

大和の腕に手をかけた。



「え、やる?」

「……うん」

「りょ~かい。じゃ、参加者9人! 楽しみだな~」



ううっ。勢いでやるって言ってしまった。

やっぱバカだな、私。




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