キミがスキ
俺はまず1番の親友である風馬に話しに行った。







「どうしたの?」










「あのさ…俺、東京の高校行くことになった」











「え……??」











「俺が2月に学校休んだだろ?…ってクラス違うからわかんねぇかもしんないけど。









そのとき受験しに行ってた」












「え、それまた何で……」












「医者になるためだ」













「…医者?」









「あぁ」












風馬は何にも相談しなかった俺に対して怒ることなく、話を聞いてくれた。














だから俺も包み隠さず、自分の気持ちを正直に話した。









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