キミがスキ

「あっ、咲。




ちょっとこっち来て!」






カラオケを出てしばらくしたあと、風馬が咲をどこかへ連れて行って、私は歩椎と2人きりになった。











「あの2人はもう…いつまで経ってもラブラブなんだから…」








「あのさ」












「ん?」










「俺が明日華と2人にしてくれって風馬に頼んだ」










「へへっ、そうなんだ」












「真面目な話がある。」















……なに?











嫌な予感。












重い空気は嫌いなのに。














< 177 / 248 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop