キミがスキ
翌日、私は朝早く起きて初めて髪を巻いて、化粧をした。
歩椎の記憶の中に、少しでも可愛く残るように……
10時頃駅に集合して、少し話すことになっている。
着くともう歩椎は居た。
「歩椎っ…!」
「…明日華……???」
「…どうしたの?」
なんか目が点とういうかなんというか…
「それ、こっちのセリフ。
何、その格好」
…あれ。
喜んでくれなかったかな…
「え…やっぱ…似合わない?? ははっ…」
―ギュッ
えっ……????