キミがスキ
「じゃ、そろそろ行かなきゃ」






「……うん」






「ほら」






歩椎が手を差し伸べてきた。






その手を握って一緒に駅まで行った。






「んだよ、そんな顔すんなって。




一生の別れじゃねぇし。









夏休みとかは帰ってくっから」







「…うん」








< 190 / 248 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop