キミがスキ
「じゃ、そろそろ行かなきゃ」
「……うん」
「ほら」
歩椎が手を差し伸べてきた。
その手を握って一緒に駅まで行った。
「んだよ、そんな顔すんなって。
一生の別れじゃねぇし。
夏休みとかは帰ってくっから」
「…うん」
「……うん」
「ほら」
歩椎が手を差し伸べてきた。
その手を握って一緒に駅まで行った。
「んだよ、そんな顔すんなって。
一生の別れじゃねぇし。
夏休みとかは帰ってくっから」
「…うん」