キミがスキ
センターが終わって、咲が久しぶりにお見舞いに来てくれた。
だから、一応、寿命を言っておいた。
「……だから、大学にはいけないかな…」
「……そっか」
「私の分までキャンパスライフ、充実させないと怒るからね!!(笑)」
「……うん」
咲もやっぱ動揺してる。
目に涙が溜まっているのが分かる。
「なんかさ、あと1年っていっても何やればいいか分かんないし、
てかむしろもともとやれること少ないのに、もうこれ以上できることなんてなくない?
多分もうすぐ退院なんだけど、どうせすぐ入院。
それを繰り返して私は…「怒るよ」
「え?」
だから、一応、寿命を言っておいた。
「……だから、大学にはいけないかな…」
「……そっか」
「私の分までキャンパスライフ、充実させないと怒るからね!!(笑)」
「……うん」
咲もやっぱ動揺してる。
目に涙が溜まっているのが分かる。
「なんかさ、あと1年っていっても何やればいいか分かんないし、
てかむしろもともとやれること少ないのに、もうこれ以上できることなんてなくない?
多分もうすぐ退院なんだけど、どうせすぐ入院。
それを繰り返して私は…「怒るよ」
「え?」