キミがスキ
─こうして私たちは観覧車の下についた。



あ、思い出した。


確かさっき風馬が…



『じゃあ観覧車でも行こーっ』



とか言った気がする。



「あっ来た明日華っ。こっちこっち!」



咲が私を手招きする。






すると風馬が走ってきた。





「バカ歩椎!! 勝手に消えるな!!」



え………???




さっき『話つけといたから』って……









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