シンデレラ☆*





分かってる。

だけどね、この想いは止まる事を知らない。



まるで、時計の針のように…

刻々と進んで行く。


今でも、どんどん涼に…

涼の優しさに溺れて行って…。



胸が温かくなる。



「返事はいいから…もう分かってる……」

涼の顔を見れない。


「…優。こっち見ろ」

「・・・」

「…見ろよ」

「いや」

「…見ろってば」

「イヤだぁ…どんどん……好きになっちゃう…」

「…なれよ」





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